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執筆者の写真生前整理診断士 ポジティブシンキング 堀川一真

社内研修レポート(後半)


「本物を知る、本物に触れる、本物を感じる研修!」 今回は、体験して学んだことについてレポートします!


前半では、ペルシャ絨毯に関する知識を学んだことについてレポートしました。


手織ペルシャ絨毯の手織り作業を、初めて見た弊社社員。全員でその大変さを体験しました!


体験して初めて分かる「本当の価値」


機織り機が身近にない世代にとって、「手織りで作る」ということに馴染みがなく、日本語の上手な現地の職人さんに、織り方について一つ一つ丁寧に教えて頂きました。


写真に見える青い枠の中には、白い絹糸が縦に二重に張られています。縦糸を張るのもその専門の職人さんがいるとのこと。


ちなみに、この青い枠内の縦糸に、下から一段一段と編み目を作り、枠いっぱいに編み上がるには、およそ2年掛かるそうです!


気の遠くなりそうな作業です!そんな手間と時間をかけて作られた絨毯は、「ずっと大切に使いたい!」という愛着が生まれてきます。


「手織り」と言われますが・・・


「手織り絨毯」と呼ばれていますが、実は、縦糸に、パイル(羊毛やシルクの繊維を丸くループ状にひねった糸)を一本一本手作業で「結びつけていく」のです。


パイルを1本結びつけたら、絨毯の表面に最適な長さにカットして、次のパイルをまた結びつけます。


カラフルな絵柄に仕上げるためには、パイルの色を頻繁に変えながら、細かな図案通りの配色になるように、次々と結びつけていきます。結んではカットし、結んではカットし、、これをリズミカルにテキパキと進めていく様子は、まさに熟練の職人技!!


今では、かぎ針のような道具(ペルシャ語で「オルラッブ」というそうです)があり、作業(縦糸が、手前と奥の二重に張られているので、奥の縦糸を取り出したり、パイルを縦糸に結いたり、結いた後にカットしたり)する際に、効率的にできるよう使用されているようですが、


それでも、一本一本のカラフルなパイルを配色していく作業は、集中力だけではなく、根気や忍耐力も必要で、これを毎日続けていき、何年もかかって一枚の絨毯が出来上がるというのは、本当に気の遠くなるような伝統の技だと実感しました。


社員研修では、各社員が難しくてひと結びずつしか体験出来ませんでしたが、この繰り返しで出来上がる絨毯はとても貴重な作品だということが分かりました。


社員の感想


Nさん:実際に手で触り見ることによって、ウール製品とシルク製品の素材の違いや、細かな編み目のことが分かっただけでなく、ペルシャ絨毯が作られるようになった職人さん達の生活背景や苦労など、多くのことを学びました。実際の職人さんに、話を聞けたからこそ、ペルシャ絨毯の芸術的価値なども分かりました!


Hさん:一本一本パイルを縦糸に結んでいくことや、一日1cmにも満たない長さしか作れないということを知り、ペルシャ絨毯が高級で高額になる理由が分かりました。


Yさん:ペルシャ絨毯は高級なイメージでしたが、ジャブジャブと水洗いして、扱いが非常に楽だということが意外でした。水を通すことで、さらに柔らかくより良いものになるということも、「出来上がりが一番いい状態」ではないということが素敵だなと感じました。


敷くだけじゃない、飾る芸術作品として


店内には、額縁に入れられた絨毯もありました。

ウールで作るのはずっと昔からで、シルクが登場したのは、まだわずか100年ほど前から、ということでした。こちらの絵画は、手織りの絨毯で額装用に作られた作品ということです。


ウールで作られていますが、白いところは、シルク糸を使い、凹凸が出ていてとても立体的でした!見れば見るほど、素晴らしい芸術作品です。






芸術品は感動します。それは、人々の想いが詰まっているからだと感じました。

とても価値のあるものを、後世にも引き継ぐ「日本流エステートセール®」!!

今後とも社員一同、頑張って参ります!


 


ご相談は無料です。

フリーダイヤル 0120−834ー141







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